OnePlusは最近、Qualcommが設計した最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」のおかげで、軽量でスリムなフォームファクターで最高のパフォーマンスを提供するフラッグシップスマートフォン「OnePlus 11」を発売しました。

最新のフラッグシップSoCで、Qualcommはゲーム性能の限界を押し広げ、最近では複数のメーカーがハイエンドスマートフォンにそれを採用しました。SoCの持続的なグラフィックスパフォーマンスを向上させる方法の1つは、最高の冷却技術を使用することです。

OnePlus 10T以来、同社は、手頃な価格でプレミアムなハードウェアに最高のパフォーマンスを詰め込み、ゲーマーに提供することを目指しています。

そして今回、OnePlusは、MWCでプロトタイプとして展示された再設計版の「OnePlus 11 Concept」に内蔵された、新しいアクティブ冷却技術「Active CryoFlux」を発表しました。

同社によると、「実験室のテストでは、Active CryoFluxは、ゲーム中にスマートフォン本体の温度を最大2.1℃下げ、ゲームのフレームレートを3〜4fps改善することが証明されました。また、充電中の温度を1.6℃低下させることで、充電時間を30〜45秒短縮することが示されています。」

OnePlusはプレゼンテーションの中で、ゲーミングPCの冷却システムを小型化してスマートフォンに収まるようにすることで、Active CryoFluxを作成したと説明していました。Active CryoFluxの主要コンポーネントは、工業用レベルの圧電セラミックで作られたマイクロポンプで、上下のダイアフラムの間にあるパイプラインに接続されています。マイクロポンプのサイズは0.2c㎡未満であり、OnePlus 11 Conceptの重量と厚さを大幅に増加させることなく、冷却液をパイプラインの回りに循環させることが出来ます。

Active CryoFluxに関するOnePlusの説明を検証するために、いくつかの持続的なグラフィックスパフォーマンスのベンチマークでテスト出来るのを楽しみにしています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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