ここ数年間続いているパンデミックの影響で、従来は対面形式で開催されていた多くのイベントが中止、またはオンライン開催を余儀なくされてきました。今年開催が予定されていたE3 2022を楽しみにしていたゲーマーにとって残念なことに、その中止が決まりました。

ESA(Entertainment Software Association)は当初、対面イベントとしてのE3 2022を開催しない代わりに、オンラインで実施すると説明していました。しかし、同協会によると、オンライン開催すらも中止となるようです。

GamesBeatに届いた声明によると、ESAは次のように説明しています。「E3は2023年に、ワクワクする新しいビデオゲームや業界の革新を称賛する場として、また帰ってきます。我々は以前、COVID-19を取り巻く健康上のリスクが続いているため、2022年にはE3を物理的なイベントとして開催しないことを発表しました。そして今日、2022年にはE3のオンライン開催も行われないことをお伝えします。」

さらに、こう続けています。「代わりに、来年の夏に再び盛り上がりのある物理的およびデジタルなE3の体験を提供することに、我々は全てのエネルギーとリソースを注ぎます。イベント会場からでも、お気に入りのデバイスからでも楽しめるよう、2023年の見本市ではコミュニティやメディア、業界が再び一体となり、全く新しい形式でインタラクティブな体験をお届けします。我々は、世界中のファンの皆様に向けて、2023年にロサンゼルスでE3を開催することを楽しみにしています。」

デジタルイベントという選択肢も無くなってしまったのは少し残念ですが、新作ゲームの発表を控えている多くの企業はそれぞれ独自の方法で発表会を行うことが予想されるため、ゲーマーの皆さんはそちらに注目しましょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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