ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、OnePlusの元共同創設者であるCarl Pei氏は、Nothingと呼ばれる自身の会社を立ち上げるために同社を去りました。少し前に、Nothingは第一弾の製品がワイヤレスイヤフォンになることを発表しましたが、ようやく「Nothing Ear(1)」という名の製品を披露しました。
変わった名前ですが、会社名も”Nothing”なので、それほど驚きはしません。そのイヤフォンは99ドルと実際に比較的お手頃な価格で、ノイズキャンセリング等の機能も備えているため、もしAirPods Proの代わりを探しているなら、これはかなり安価な選択肢となります。
Pei氏はTechCrunchにこう語っています。「ノイズキャンセリング機能や高い製造品質といった重要な特徴を備えています。我々は、主にオンライン販売チャネルに焦点を当てているので、”それを実現”することが出来るのです。”手頃な価格”とは言えませんが、消費者にとってかなり適切な価格となっています。Ear (1)は、透明ではない標準的なデザインよりも、実現するのにコストがかかる設計となっています。99ドル、99ユーロ、99ポンドというのは手の出しやすい価格になっていると思います。機能面ではAirPods Proと似ていますが、AirPods Proは249ドルもします。」
そうは言っても、イヤフォンやヘッドフォンにとっては、当然オーディオ品質が重要になるので、競争力のある価格や便利な機能を備えていても、その音質が悪ければ意味がありません。実際に自分の耳で試してみるまでは、何とも言えないでしょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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