ウェアラブルに関して言えば、Snapchatを手掛けるSnapは無関係の企業ではありません。同社はこれまでに「Spectacles」シリーズをいくつか発売していますが、どうやら同社はそれを次の段階に進めたいと考えているようです。The Informationからの報告によると、Snapは拡張現実(AR)グラスの発売を検討している可能性があります。

ご存知ない方もいると思いますが、SnapのSpectaclesはARグラスではありません。それは必ずしも”スマート”でも無いかもしれません。その眼鏡は代わりにカメラを内蔵しており、ユーザーはそれを使って写真や動画を撮影し、アプリを使ってその上にARエフェクトを追加することが出来ます。ただし、Snapの次の試みは、ユーザーがそのレンズを通してARコンテンツを見ることが可能な”真の”ARグラスになるかもしれないと、その報告で伝えられています。

さらに、このデバイスはエンドユーザーというよりも開発者やクリエイターに向けられたものになると言われています。開発者やクリエイターはその技術を利用してSnapchat Lensesを作成することが可能で、将来的にエンドユーザーがそれを使うことが出来るようになるという考えです。興味深いことに、これは噂されている複合現実ヘッドセットでAppleが用いると言われているアプローチと同じです。

また、Nianticも独自のARグラスをほのめかしたばかりという面白い時期に、今回の報告も出てきました。もしこの報告を信じるなら、近い将来にARベースのウェアラブルデバイスで市場があふれることになるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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