噂によれば、AppleはAirTagsと呼ばれる追跡アクセサリを発売する計画だと言われています。これはTileが作るスマートトラッカーに似たものになると考えられています。つまり、ユーザーはそれを鞄等に取り付け、スマートフォンを使用してそれを追跡したり、特定の場所から動かされた場合に警告したりすることが出来ます。
AirTagsに採用されると言われている利点の一つは、通常のBluetoothの代わりにUWB(超広帯域通信)が使われるという点で、それによって精度が向上すると言われていますが、どうやらTileはそれを黙って見過ごすつもりは無さそうです。TechCrunchからの報告によると、AirTagsに対抗するために、TileもUWBベースのスマートトラッカーを発売しようとしているようだと彼らの情報源から聞いたそうです。
設計に関しては、この新しいUWBモデルは現行デザインとほぼ同じになるようなので、変更されるのは殆どがその内部でしょう。その記事では、Tileアプリのコンセプトイメージも公開されており、どうやら遺失物を見つけるのにARを活用するようです。今回噂されているトラッカーは今年発売されると言われていますが、正確な時期や価格はわかっていません。
また、UWBはまだそれほど普及していないので、同社は通常のBluetooth版スマートトラッカーも引き続き販売すると予想されており、ユーザーはどちらを購入するか選ぶことが出来そうです。これがどのように機能するか、そしてAppleがどのように自社製アクセサリを普及させるのかは興味深いので、今後の情報に期待しましょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら