Appleの拡張現実用スマートグラスが今年にも発売されるかもしれないという噂があり、ARのへ対応を進めたiOSやmacOSのデバイスが将来的にどうなるのか、多くの人が気になっています。24歳のデザイナー、Dominik Hofacker氏のおかげで、その疑問が解消されそうです。

Hofacker氏は、ARメガネを通して見るmacOSがどのようになるかを示すコンセプトビデオをまとめました。基本的には、ディスプレイによって見ることが可能な範囲が制限されていたのに代わって、ARを使用するということは実質的にどんな表面でもmacOSのデスクトップになり得るということです。つまり、好きな数だけウィンドウを開き、視界の範囲にそれを広げることが出来るということになります。それは、SF映画「マイノリティリポート」を彷彿とさせます。

そうは言っても、そんな未来が実現されるかは確かではありません。何故なら、噂でしか存在しないAppleのARメガネが、どのように機能するかわからないからです。これまでのいくつかの報告では、初期モデルはiPhoneを内蔵したディスプレイのようなものとして機能すると言われているので、それがMacの機能にまで到達出来ると考えるのは簡単ではありません。

いずれにせよ、あくまでコンセプトとして今回のビデオを楽しみましょう。もしかしたら、いつの日かMacコンピューターをこんな風に使う時が来るかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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