もし、夏のボーナスを使って毎年恒例のAmazonプライムデーで色々と買い物したいと考えている人がいたら、Amazonがビッグイベントを遅らせるかもしれないことに落胆するかもしれません。プライムデーは通常、7月に開催されていますが、ウォールストリートジャーナルの記事によると、今年は秋に遅れる可能性があるようです

この記事によれば、アマゾンがイベントを9月ないし、数ヶ月遅れて開催する可能性があるとのこと。理由は言わずもがな、新型コロナウイルスにより、需要が逼迫しているため。Amazonは出来る限り対応しようとしているものの、それを上回るペースで通販のニーズが高まっているようです。私もかつてないほどAmazonやPayPayモールで買い物しているからわかるかも…。

Amazonとしては、ユーザーの注文を一部制限し、すでに発注されている膨大な注文を捌くために、米国→海外の出荷を停止した時期もありました(すでに一部は再開済み)。プライムデーまでに、Amazonとしてはコロナショック前の運用レベルに戻したいと考えているとみられます。

同社は現在のところ、この報道についてコメントを出していませんが、確かに現状を踏まえると現実的な考え方であり、物流の逼迫を考慮するうえで仕方のない措置であると言わざるを得ません。ただ、Amazonが9月にコロナショック前の環境に戻ることができるかどうかは、世界の多くの国がロックダウンしている状況では、まだまだ様子見かもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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