ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Amazonは「Amazon Basics」というラインアップで自社ブランドの製品をラインアップしています。これには、モニターアーム、ケーブルを運ぶポーチなど種類はさまざまです。Amazonには、商品を作るかどうか、商品カテゴリに入るかどうかは、Amazonが独自の手順で決めていると想像していますが、少なくともそのうちの1つの方法がわかってきました。

The Wall Street Journal (WSJ) の報道によると、Amazonの従業員や幹部の一部が、サードパーティーの販売者データをマイニングしているようだと指摘しています。この情報を利用して、Amazonが製品を作るための参考にしたり、新しい製品カテゴリに入れるべきかどうかを決めているとしています。

これは、売上高、マーケティング支出、Amazon自身の売上高シェアを調査して、決定を下しているとのこと。注意すべきは、アマゾンには販売者のデータを使用することを禁じたポリシーがあり、記事では、アナリストにレポートの作成を依頼したり、データを集計したりすることで、従業員や幹部が回避策を見つけていると主張しています。

その後Amazonは、従業員が販売者の情報を利用してAmazonブランドの製品を設計することを「厳しく禁止する」とし、この問題について内部調査を開始したと記事で返答しています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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