iPhoneの「脱獄」(Jailbreak)は、iOSの脆弱性を突き権限を昇格することで可能としています。Appleは見つかった脆弱性をその都度パッチで修正しているので、Jailbreakユーザーが最新のiOSを使うのは難しい状況です。

しかし、Motherboardによれば、最新のiOS 12.4ではなぜか修正パッチの一つが外れているため、最新のOSでありながらJailbreakできるとのことです。これはGoogleのProject ZeroチームのNed Williamson氏によって確かめられました。

しかし、現在ではJailbreakする理由は正直あまりありません。なぜなら、iOSの進化の過程で、AppleはJailbreakデバイスから得られたアイデアをいくつか採用しているからです。これはAndroidスマートフォンにも同様のことが言え、現在わざわざroot化する人はあまり多くないでしょう。

それでも最新のiOSでJailbreakしてみたいという人は、Pwn20wndのGitHubをチェックしてみるといいでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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