人々がGoogle Mapを好きな理由の一つは、店舗情報が分かるということです。行きたい場所にピンを落とすと、その店舗のWebサイトや電話番号、営業時間、レビューなどが分かって便利ですよね。

しかし、ここの情報は話半分に見るようにした方が良さそうです。なぜなら、Wall Street Journal紙の報道によれば、Google Mapには実際には1000万ものウソの店舗情報があるということだからです。

ウソの店舗情報は、競合が他の競合から消費者を遠ざけるために、ウソの住所や電話番号を登録しているためにあるようです。また、競合に行こうとする消費者を自社の店舗に誘導するためにも使われているということです。修理業者であれば、消費者を誘導することで消費者の予想より多額の請求をする業者もあるということです。

Googleは自身のブログで、この報道に対して回答しました。同社は報道で紹介されたウソ情報を削除し、可能な限り同種の情報を削除しようとしているとしました。同社はまた、消費者をさらに保護するため、「ハイリスクカテゴリー」という新たなセーフガードを発表しました。

Google Map上の全ての情報がウソだというわけではもちろんありませんが、やはり何を信じるかは1つの情報だけでなく、もう少し検索してみるべきでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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