今週のランキング1位は「iPhone 11ではついにLightning端子からUSB-Cへ移行か」です。これまで何度も噂されてきた端子問題ですが、なかなか移行されませんでした。昨年発表のiPad ProがUSB-C端子となったことで、iPhoneへも、という期待が高まっています。しかし、これまでiPhoneを使ってきたユーザーの家にはLightningのケーブルが何本かあるはずで、それらすべてを買い換えなきゃいけないとなると、ちょっと面倒な気もします。非接触充電も広まってきていますので、あまり気にすることではないのかもしれませんが。
そして今週のランキングに多く登場したのはファーウェイの話題。3位の「ファーウェイ、問題になっていたロック画面広告を削除」、4位の「ファーウェイ、新OSスマホを10月リリースに向けて準備中?」、10位の「ファーウェイ、3兆円以上の売上減になる見通し」です。米中貿易摩擦に端を発した、米国企業がファーウェイとの取引を停止する、というこの問題。これによりファーウェイは、スマホ向けOSを提供しているGoogle、通信モデムを提供しているQualcommとの取引ができなくなる、ということになります。そのため、ファーウェイは自社で通信モデムやスマホ向けOSを用意する必要があります。しかし、こういったことを想定していたのか数年前から自社で通信モデムを開発、OSに関してもこれまでGoogleに対して多くの技術を提供をしてきているため、「オール自社モデル」を出すことは難しくなさそう。しかし、足元の販売では、売上が3兆円以上も減少するという見通しもあるようです。まだまだ長引きそうな”ファーウェイ問題”ですが、ユーザーを無視するような状態にはなってほしくないと、切に願います。
それでは今回のランキングをどうぞ。
1位:iPhone 11ではついにLightning端子からUSB-Cへ移行か
2018年に発表されたiPad Proは特にある一点が従来からの大きな変更でした。つまり、Lightning端子からUSB-C端子への変更です。MacBookがUSB-CとThunderboltのみの搭載になっていることを考えれば、それほど不思議ではないといえなくもないのですが、iOSデバイスがLightning端子の採用を辞めたのは大きな転換点といえるでしょう。»続きを読む
2位:みずほ銀行アナリスト「次のiPhoneは”退屈”なモデルになるかも」
Appleは今年ももちろん、新しいiPhoneを発売する予定です。これまでの情報としては、主な変更ポイントはカメラで、XS系のモデルではトリプルカメラに進化すると予想されています。しかし、その進化ポイントは、私たちが期待できるほぼ唯一のものかもしれません。»続きを読む
3位:ファーウェイ、問題になっていたロック画面広告を削除
Huaweiは最近、米企業との取引停止で厄介事を抱えていますが、先週は泣きっ面に蜂、かのような問題も新たに生じました。数多くのユーザーから、Huaweiスマートフォンでロックスクリーン広告が出る、と報告し始めたためです。これに対してHuaweiは、端末から広告を削除する方法を説明する声明を発表しました。»続きを読む
4位:ファーウェイ、新OSスマホを10月リリースに向けて準備中?
Huaweiはこれまで、Androidスマートフォンを長年製造してきました。しかし、米中貿易戦争の激化から米国企業との取引停止の憂き目にあい、GoogleのAndroid関連サービスを使えなくなる同社は、今年10月から独自OSを展開する予定であると伝えられています。»続きを読む
5位:電子タバコの販売を一部禁止、サンフランシスコ市が驚きの条例案を制定へ
6位:Apple Watchで血糖値測定、近い将来に可能に?
7位:iPhoneの5G対応モデル、全機種対応は2021年から? 2020年は6.7インチモデルのみ
8位:一部のAndroidスマホにマルウェアがプリインストールされている──Google認める…など (WEEKLY TOP/2019 06.08-06.14)
先週の新製品ラッシュの華やかなランキングと変わって、今週はあまり良くないニュースがラインクインしています。まずは1位の「一部のAndroidスマホにマルウェアがプリインストールされている──Google認める」です。これは、コンピュータ・ウィルスなど、不正で有害な動作を行うことを目的として作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの「マルウェア」が、一部のAndroidデバイスにプリインストールされていたことを、Googleが公式に認めた、というもの。»続きを読む
9位:古いmacOSではアップルオンラインストアにアクセス不能に
Appleは、古いmacOSやSafariユーザーのアップルオンラインストアへのアクセスをできないように、アクセス要件を変更しました。こうした古い環境から実際にアクセスしてみると、「Unsupported Browser Version」(サポートしていないブラウザバージョンです)とメッセージが表示されるようになっています。»続きを読む
10位:ファーウェイ、3兆円以上の売上減になる見通し
アメリカによるファーウェイへの禁輸措置は、世界で最も急成長しているスマートフォン企業の一社にスパナを放り投げたようなものです。同社は、この措置が当初の予想よりも悪影響を及ぼしていることを示す数字を発表しました。同社は売上予測を300億ドル、今年の出荷台数を6000万台下方修正しました。»続きを読む