全体的にノートPCのデザインは十数年以上変わっていません。大半は、片方がスクリーンでもう片方がキーボードのクラムシェル型を採用しています。しかし、ASUSはトップモデルの「ASUS ZenBook Pro Duo」で、PC産業に変化をもたらそうとしているようです。

このPCは、4Kのメインディスプレイを採用しているだけでなく、キーボードを手前に引き出し、空いた隙間にねじ込むように2つ目の4Kディスプレイを埋め込みました。両方のパネルともタッチセンサーに対応しており、指をスタイラスのように使って操作できることを指しています。

画像から判断するに、ASUSはこのノートPCを、写真や動画編集のためにタッチセンサーを使おうとしているプロのクリエイター向けに提供しようと考えているようです。スペックでは、Intelの最上位プロセッサであるCore i9 9980HKだけでなく、32GBのRAM、Nvidia Geforce RTX 2060(VRAMは6GB)を搭載しています。

価格については言及されていませんが、スペックから察するに決して安くはないでしょう。リリースは、2019年の第3四半期を予定しています。また、サブモニターをノートPCに搭載した製品はASUSのモデルが初めてではないということに注意する必要があります。数年前、Razerはコンセプトモデルではありつつも、トリプルディスプレイを採用した「Project Valerie」を発表しています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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