先日、アップルは新型Intelプロセッサーを搭載したMacBook Proのアップデートを発表しました。しかし、これに加えてアップルは、MacBookユーザーを長年悩ませてきたバタフライキーボードのメカニズムを改善したと発表しました。

アップルは、具体的にどういった箇所を変更したのかを明示していませんが、iFixitは入手した新型15インチMacBook Proを分解し、キーボードのどこが変更されたのかを調査しました。彼らの調べによると、これまでのものと比べていくつか変更点があるようです。

こうした変更点の一つに、キーボードをカバーする素材が変更されています。新型バージョンでは、前モデルの不明瞭な反応と異なり、タッチが明確でスムーズになっています。これは美学のためだけではなく、フーリエ変換赤外分光法を用いてiFixitは素材が変更されたことを確認しました。

キーボードの分解では、ドーム型スイッチが変更されたのではないかという憶測も生まれました。というのも、割れたり変形したりしないように頑丈に作られており、これが一部のMacBook Proユーザーがタイピングに違和感を覚えた理由の1つかもしれません。

なお、iFxitでは、今回の変更点がこれまでのキーボードの問題点すべてを解決できるものとは答えられないとしています。この変更がアップルのキーボードの悲痛さを解決してくれるのでしょうか?その結論はもう少し待つ必要がありそうです。また、アップルではバタフライキーボードを修理する無償プログラムを提供する予定としています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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