空港のセキュリティを通過すること自体、ストレスにつながる可能性があります。背後にいる無数の乗客に迷惑をかけないように、時間をかけずにTSAエージェントの指示に従う必要があるからです。中身を取り出して別々のケースに入れる必要があるアイテムでつまづいているのなら、TSAが導入した新技術を評価することになりそうです。これは、カバンの中にノートPCや液体のようなものが入ったまま検査を通過できるというものです。

運輸保安局は、新しい機内手荷物スクリーニングマシンのための契約を結びました。これは、乗客がノートPCや液体を取り除く必要がなく、機械の能力に相当な自信を見せています。TSAの管理者であるDavid Pekoske氏は、この新技術を2017年から12以上の空港でテストしており、乗客はこれまで取り出す必要のあったものを荷物の中に入れたままというリラックスした状態でテストしています。

こうした、コンピュータ断層撮影またはCT装置は、夏ごろに全米の空港にこれまで以上に展開される予定です。価格は、約300台で9700万ドルです。この機械は、バッグの中身の3D画像を作成でき、TSAが現在乗客に取り出しを要求しているアイテムを自動的に検出することができます。

Pekoske氏は、このスキャンマシンが配置される空港のリストはまだ確定していないといいます。同局は、今後8年間で、2000台を超える既存のX線装置を最新のCT装置と交換する予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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