MWC 2019で、ソニーはフラグシップモデルであるXperia 1を公開しました。ただし、このフラッグシップスマホはお値段も相当高そう…。でも、心配御無用。ソニーは同じく21:9ディスプレイを搭載する”入門機”とも言えるXperia 10とXperia 10 Plusも発表しています。

なじみのない人のためにおさらいすると、ソニーは今回のラインナップから、21:9という新しいディスプレイのアスペクト比を導入しました。まあ、多くのスマホメーカーがスマートフォンのベゼルを最小化しようと、穴を開けたり、ノッチをつけたりして四苦八苦しているさなか、ソニーは21:9ディスプレイにやや厚いベゼルを付けており、トレンドをガン無視しています。良いような、良くないような。

Xperia 10は6インチディスプレイを、Xperia 10 Plusはより大型の6.5インチディスプレイを備えています。Xperia 10 はSnapdragon 630、4GBと3GBのRAM、そして64GBのストレージを搭載しています。一方のXperia 10 PlusはSnapdragon 636を搭載しており、それぞれエントリーモデル向けのチップセットを採用しています。

ずっとシングルカメラ端末を続けてきたソニーは、さすがにXperia 10 Plusでも12MP + 8MPと、デュアルカメラを搭載してきました。Xperia 10も13MP + 5MPカメラを搭載、ようやくトレンドに追いついてきた感があります。まあ、Galaxyは中級機でも4個のカメラを搭載したりしてるんですが…。ソニーはXperia 10、10 Plusの価格を正式に発表していませんが、欧州では3月18日と発売が間近に迫っています。日本でも発売の噂が流れているXperia 10と10 Plus。

21:9ディスプレイの新たな映像体験を比較的安いスマホで体験できるのであれば、悪くない選択肢になるかも。Xperiaらしいデザインも戻ってきましたしね。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら