最近のスマホメーカーは、折り畳みタイプや極小ノッチ(Galaxy S10では消滅)のスマホを作ろうとしていますが、ソニーが発表したフラッグシップスマホ「Xperia 1」は、こうしたデザイントレンドを全て無視しているように見えます。

Xperia 1に関してはいくつもの噂が出ていましたが、アスペクト比21:9の6.5インチ4K有機ELディスプレイを搭載している点を含め、それが正確であったことが証明されています。この奇妙なアスペクト比ですが、映画ではシネスコープとしてよく使われているアスペクト比であり、映画の視聴にマッチしているとも言えます。

しかし、ほとんどのビデオが16:9で撮影されており、その場合は太枠のベゼルが出てしまうでしょう。この端末は、2019年の主力スマートフォンと同様のスペックと機能が搭載されており、Qualcomm Snapdragon 855チップセット、6GBのRAM、最大128GBのストレージが搭載されます。

また、カメラには12メガピクセルかつ26mmの標準レンズ、52mmの望遠レンズ(どちらも光学式手ぶれ補正を搭載)、および16mmの超広角レンズと組み合わせたトリプルカメラを背面に搭載しています。これまでのXperiaで使用してきた指紋センサーも側面に埋め込まれています。価格はまだ決まっていませんが、春ごろには発売される予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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