iPhone XRの発表後初期の段階では、iPhone XRはとてもよく売れ、プレオーダーの時点でiPhone 8を上回るとする予想も出ていました。これらが正しい可能性もあるにせよ、販売の全体としては、Appleが気にいるほどの高い需要や加熱は見られていないようです。

これは、AppleがFoxconnやPegatronといったサプライヤーに求めていた生産数の増強を同社がキャンセルしたとする、日経の報道に基づくものです。

日経によれば、「例えばFoxconn側にとっては、iPhone XRように60近い組み立てラインを初めは用意していたが、最近この中の約45ラインしか稼働していない。現在のところ、これほど多くのラインは工場に必要ないということだ」とのことです。

このレポートは、Appleが以前にWistronという第3のサプライヤーに連絡したとしていますが、サプライチェーンからくる複数のソースが、Wistronはまだ何もオーダーを受注していないし、ホリデーシーズンに向けての動きもないと主張しています。

なぜ、iPhone XRが当初考えられていたほど売れないのか理由ははっきりとしませんが、今のAppleはiPhone 8やiPhone 8 Plusといった過去のモデルを増強していきたいようです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら