5Gネットワークがモバイル業界のスタンダードになるのは時間の問題です。つまり、スマートフォンメーカーは早急に波に乗り、5G対応端末の生産を開始する必要があるということです。Appleは明らかにこうした企業の1つになるでしょうが、同社のiPhoneを高いと思うのであれば、その5Gモデルはさらに高価になる可能性があります。

IAMの報告(Cult of Mac経由)によると、5Gの特許と技術ライセンスを求める予定の企業がどれだけあるのかが判明しました。Nokiaは、Ericssonがデバイスの販売量に応じて2.50ドルから5ドルを求めている一方で、デバイス1台につき3.48ドルのライセンス料を支払うと正式に発表しました。

一方Qualcommは、デバイスコストの3.25%を求める予定で、上限として400ドルを設けています。これは、Qualcommの5G特許のライセンスを取得するために、ほぼすべてのiPhoneにそれぞれ13ドルのライセンス料が発生することを意味します。Huaweiも5G特許のオーナーの1社ですが、ライセンス料を求める予定はまだ明らかにされていません。こうした企業が求める、5G技術のライセンス取得費用としてiPhone1台あたり約21.48ドルが発生することになります。

21.48ドルというと大げさには聞こえないかもしれませんが、iPhoneを構築するための全体的なコストにそれを加えると、端末はより高価になってしまうため、Appleがその分のコストを吸い上げていると我々は疑ってしまいます。しかしながら、これは今のところ推測にすぎません。Appleはこれらの会社とよりよい契約を結ぶ可能性もあるため、ひとまず様子を見守る方が良さそうです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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