皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。

世界を変えるスタートアップ企業にフォーカスした最新レポートをお届けします。第42回目は、ブロックチェーン技術を軸とした総合ソリューションカンパニーの、モノバンドル株式会社 代表取締役原沢 陽水さんにお話を伺いました。


モノバンドルはWEB3.0の総合ソリューションを提供しています。

社名の由来は「モノ=単一」、「バンドル=束」という言葉から作りました。
ブロックチェーンの思想に「分散化(Decentralized)」というのがあります。
一人ひとりの人間=「個」として生きている僕らが束になって、ネットワークを形成して社会を創っていくという意味合いも込めてつけました

HokusaiというNFTの総合インフラをはじめとして、いくつかのサービスを提供しています。
それは既存の大きな産業にブロックチェーン技術を統合していくような、総合ソリューションを提供しています。

ブロックチェーンという技術は、使い続ける事に意味があると思っています。
それは産業として成り立っていて、地味ではありますが実利的な事に組み込まれている必要があると考えています。

ブロックチェーンという技術が、巨大なエコシステムに取り組まれているような事例がまだ世の中にはありません。
私は、新しい技術が世の中に浸透し、社会に組み込まれていくのが好きなので、モノバンドルを創業しました。


HokusaiはNFTプロジェクトの総合インフラ

あらゆる規模のNFTプロジェクトの立ち上げと成長を促進します。
https://hokusai.app/

NFTプロジェクトを始めるにあたって、大きい企業であればあるほど暗号資産を保有する事、ブロックチェーンを導入する事において、非常に大きなハードルがいくつもあります。
例えば、プロジェクトの進行には、経理部門と新規事業部門が連動する必要があって、経理部門はプロジェクトのめに新規に口座を開設したりと、様々な煩雑な手続きをプロジェクトの様々なフェーズで対応する必要があります。
また、ブロックチェーンに詳しいエンジニアを見つけてくるのも難しかったり、社内の既存チームのエンジニアと一緒にプロジェクトを進めたりするケースが多いのではないかと考えています。

私たちが提供しているHokusaiを使えば、NFT事業をするときに暗号資産を持つ必要がありません。StripeやAWSを利用するのと同じように暗号資産要らずでNFTサービスを構築ができます。
また、ミドルウェアとう形で機能を提供しているので、ブロックチェーンに詳しくないエンジニアでも、NFTを実装することが可能です。
経理コストと開発コストが下がる、この2点でHokusaiを導入いただいた皆様には評価いただいています。


お客様の課題解決が最優先事項

当初はNFTがのマーケットプレイスとしてリリースしました
現物と交換可能なNFTというものでした
それをあとで現実のものと交換するというコンセプトでした
作っている間に、これを実際に扱える人はあまりいないだろうなと思い
その時に使いやすいようなミドルウェアがあったらいいなということで、すこしピボットしてコンセプトを変えてリリースしました

最近はNFTに限らず、Hokusaiを1つのモジュールとして考えていて、ご相談をいただいたお客さんの課題をそういったものでどう解決するかを最優先で考えています。
コストが下がる、収益性や顧客満足度が上がるか?といった視点です。

またHokusai以外にもいくつかプロダクトをリリースしていまして、いくつかご紹介させていただきます。

MergePad
https://mergepad.app/
WEB3.0領域に特化したビジネスマッチングプラットフォームです。ライトな仕事のマッチングから会社のM&Aまでをマッチングします。

Nethergate
https://nethergate.xyz/
入り口、インキュベーションを提供しています。アイデアが生まれてからグローバルにリーチするかを最短で2ヶ月で検証可能な機会を提供します。

SuperAudit
https://superaudit.xyz/
トークンが上場する際に、プロダクトを出す前に、スマートコントラクトが安全かどうか?といったコード監査を行うサービスです。デジタル資産のハッキングリスクを低減することを目的としています。


WEB3.0が社会に溶け込んだ世界を目指して

WEB3.0は主人公が死んでいくマーケットと揶揄されることがあります。
注目を集めて沢山のお金をあつめた所が、短期間で死んで無くなっていくマーケットという意味です。
やはりまだまだ、アプリケーションレイヤーが盛り上がるまでに、インフラがほとんど整ってないという現実問題があると考えています。

モノバンドルはWEB3.0の企業が生まれてEXIT(出口)までを包括的に支援することが出来るプロダクトをいくつも提供しています。
どんなフェーズやプロジェクトであっても、モノバンドルが強力に支援することができます。
WEB3.0の主人公が活躍できるような、縁の下の力持ち的な存在でありたいです。




「WEB3.0 のコンパウンドスタートアップを目指しています。」
モノバンドル株式会社 
代表取締役 原沢 陽水

https://monobundle.com/



■河上 純二 a.k.a JJプロフィール

ビジネスプロデューサー/パーソナリティ/モデレータ
河上 純二 a.k.a JJ
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