CES 2023で披露された数々のイノベーションに続いて、TCLはMWCでも、より強化された同社の「NXTPAPER」テクノロジーを採用した新型タブレットを発表しました。新しい「NXTPAPER 11」は、CES 2023で発売された「NXTPAPER 12 Pro」の兄弟機で、2K解像度のより小型な11インチディスプレイを搭載しています。

NXTPAPERテクノロジーは数年前に導入されたため、TCLにとって目新しい技術ではありませんが、新しいバージョンは前世代よりも100%明るく、屋外の直射日光下での視聴体験が可能であると同社は説明しています。

TCLは通常のディスプレイに特別なレイヤーを追加して、ブルーライトを最大61%カットすることで、Kindle同様、紙のような視聴体験を提供します。同社によると、NXTPAPERにより、スクリーンは「シャープな画像、鮮やかな色、深いコントラスト、ユーザーがTCLディスプレイに期待する自然な動きを維持しながら、目の健康を保つ」ことが出来ます。

249ドルのNXTPAPER 11は、NXTPAPER 12 Proの通常モデル(499ドル)と5Gモデル(549ドル)よりも安価となっています。プロセッサ面では、4GB RAMとオクタコアSoC「MediaTek Helio P60T」を搭載し、8000mAhのバッテリーを内蔵しています。

その他に、前面に8MPの広角カメラと、ビデオ通話用のクアッドスピーカー、デュアルマイクを備えています。低遅延のスタイラスペン「T-pen」(別売)とナノケミカル素材でコーティングされたディスプレイによって、本物の紙のようにメモを取ったり絵を描いたりすることが出来ます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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