Awakeが、海洋プラスチックをリサイクルして作られた格好良い外観の腕時計を投入して以来、同社の動向を伺ってきました。そして、同社の新製品「Mission to Earth(250台限定 スペシャルエディション)」は、そのコンセプトを限界まで引き上げ、リサイクル素材を使って上品でハイエンドな腕時計を作り上げることが出来ることを示しています。

例えば、時計本体の70%は、地球上では非常に珍しい素材であるリサイクルチタンで作られています。チタン製腕時計をこれまでに使ったことはありますが、肌触りとその軽量さの両方の点で、ステンレススチールとは違った感覚です。

この時計には、宇宙にまつわる様々な要素が詰め込まれています。その内部には、惑星探査機「Perseverance」の火星着陸時に使用されたパラシュートに書かれていた”Dare Mighty Things”というフレーズが刻まれた、Miyota製のムーブメントが搭載されています。付属のベルトは、宇宙飛行士が着用するスーツの質感に似せて作られています。文字盤のデザインは、国際宇宙ステーションのクーポラにある窓を彷彿とさせます。

夜間になると、非放射性で無毒な蓄光性夜光塗料「スーパールミノバ」によって、真っ暗な場所でも時間をはっきりと読み取ることが出来ます。これは、従来の放射性ラジウムやトリチウムよりも優れた代替品です。

サファイアガラスには、ブロックチェーンを利用してそれぞれの時計を識別する「ID GLASS」というNFCタグが埋め込まれています。

何より男心をくすぐるのは、Star Warsに登場する街のモデルにもなっているチュニジアのタトゥイーンという都市に落下した、10億年前の小惑星VESTAの本物の隕石の欠片がそれぞれの時計のパッケージに同梱されていることです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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