Samsungは、ディスプレイ業界に以前から参入しています。中には、大画面な49インチの「Odyssey G9」を始めとする、同社のモニターラインナップである「Odyssey」シリーズをご存知の方もいるでしょう。しかし、今年のCES 2022で、同社はさらなる躍進を遂げているようです。
先日、同社は「Samsung Odyssey Ark」と呼ばれる最新モニターを発表しました。これは55インチの大画面カーブディスプレイですが、横幅が広過ぎるのではないかと心配した方も安心して下さい。なぜなら、このモニターは縦向きでの使用も想定されており、垂直に包み込まれるようになっているからです。これが具体的にどう作用するのかは確かではありませんが、没入感が向上することは間違いありません。
Samsungは、次のように説明しています。「HAS(Heigt Adjustable Stand)と呼ばれるピボット及びチルト機能は、人間工学的設計に加えて、全てのゲーマーに快適な環境を提供します。垂直方向にカーブしたこの新しいコックピットスタイルによって、これまでにないゲーム体験を提供するだけでなく、横向きと縦向きのどちらでもマルチタスクやマルチウィンドウで作業することが出来ます。」
Samsungは、Odyssey Arkを2022年後半に発売する予定で、量子ドットカラーやミニLEDといった技術も導入されます。価格については言及されていませんが、大型で湾曲したディスプレイであることを考えると、それなりの価格になりそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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