AppleのiPhoneは、現在のところ物理的なSIMカードとeSIMのどちらにも対応しています。これによって、物理的に2枚のSIMカードを挿入しなくても、iPhoneはデュアルSIMをサポートしています。それは実に便利な機能ですが、iPhone 15で、どうやらAppleはSIMカードスロットを永久に廃止しようとしているようです。
これは、ブラジルのウェブサイト Blog to iPhoneによるもので、iPhone 15 ProにはSIMカードスロットが搭載されない可能性があると伝えられています。iPhone 15シリーズが登場するのは、早くても2023年になると予想されているので、今回の噂が正しいかどうかを最終的に判断出来るようになるまでに、まだ2年もあるという点には注意が必要です。
さらに、MacRumorsが指摘しているように、Blog to iPhoneはApple関連の噂に関してあまり実績が無いので、今回の情報を完全に信じる理由はありません。ただし、興味深いのは、AppleがポートレスなiPhoneを開発しているかもしれないという噂が出ていた点です。
SIMカードスロットを廃止することで、Appleがさらにシームレスなデザインを作成することが可能になり、侵入ポイントが1箇所減ることで防水性能が向上します。もちろん、それがAppleがSIMカードスロットを廃止する主な理由かどうかはわかりませんが、数ある理由の1つである可能性はあります。いずれにせよ、実物が登場するまでは、あくまで噂に過ぎません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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