ゲームコントローラーのアナログスティックは、基本的に機械の部品です。つまり、頻繁に使用すると時間の経過とともに損傷する可能性があります。しかし、異常な動作が確認されるまで、現実的にどれくらいの使用期間が期待出来るかというのが問題です。SonyのPlayStation 5のDualSenseコントローラーの場合、それほど長くないかもしれません。
PS5のユーザー達が、“ドリフト”と呼ばれる問題が発生していると報告しています。これは、ユーザーが入力せずとも画面内のカーソルや文字がスクロールしたり移動し始めるというものです。これはPS5に限った問題ではありません。何故なら、覚えている人もいるかもしれませんが、数年前に任天堂もSwitchのJoy-Conコントローラーで似たような問題に直面し、訴訟になりました。
PS5を持っている人にとって、どうやらこのコントローラーがゲーム機本体の保証の対象になりそうだというのは良いニュースです。もし、こういった問題が起こっている場合、修理または交換してもらえるということになります。ただ、コントローラーをSonyに送る必要があり、送料を負担しなければいけないという欠点もあります。
これはまた、コントローラーを一つしか持っていない場合、Sonyが修理して送り返すか別のものが届くのをじっと待つしか無いことを意味しています。このドリフト問題に対処するために、将来的にSonyがDualSenseコントローラーの設計を新しくする計画があるかどうかはわかりません。したがって、これはこの先ゲーマーの皆さんが慣れなければならない問題になる可能性があります。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら