もしGoogle Chromeを使っているなら、Googleは独自のパスワードマネージャーを組み込んでいます。AppleにはiCloudキーチェーンがあり、今回Microsoftも同じようなものを作りたいと考えているようで、様々なプラットフォームに対応するパスワードマネージャー「オートフィル」をリリースしました。対象には、「Microsoft Authenticator」アプリの一部として利用出来るiOSとAndroid、そして拡張機能として利用出来るGoogle Chromeブラウザが含まれています。

詳しくない方もいるでしょうが、パスワードマネージャーは基本的にユーザーがパスワードを覚えたり保存したりするのを助けます。また、必要に応じてユーザーが自動的にログイン情報を入力するのに役立ちます。場合によっては、パスワードマネージャーのいくつかは強力で安全なパスワードを生成して、それを記憶するのにも役立ちます。

Microsoftの新しいオートフィルパスワードマネージャーは、そのほとんどを実行しますが、現在マーケットにある他のソリューションと比較して、何故Microsoftのソリューションを使うことを選択するのかという疑問が生じます。もし前からMicrosoftのAuthenticatorアプリに頼っているなら、オートフィルの機能を利用するのは理に適っているかもしれません。

あるいは、もし他のパスワードマネージャーが上手く機能していない場合、Microsoftのソリューションは検討してみる価値があるものかもしれません。また、ユーザーが簡単にChromeやサードパーティの管理アプリから保存されたパスワードをインポート出来るようにする予定だとMicrosoftは発表しているので、興味がある方はお試し下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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