普通のメンブレン式キーボードを使用するか、メカニカル式キーボードを使用するかに関係なく、その機能の概念は同じで、“押し込むと回路が完成し、キーストロークが登録される”というものです。しかし、Razerは「Razer Huntsman V2」を発売することで、現在のメカニカルキーボードの概念に挑戦出来ると考えているようです。

Razerから出るこの新しいキーボードは、同社のアナログオプティカルスウィッチを採用しており、ユーザーがキーボードを非常に深いレベルにカスタマイズ出来るようになっています。これにはスイッチのアクチュエーションを調整出来る機能も含まれています。作動点を浅くすると応答が速くなりますが、それを深くするとユーザーはタイピング体験を更に楽しむことが出来ます。

また、ユーザーが2点の異なる作動点を設定し、異なる機能を実行出来るようにプログラムする2段式アクチュエーションという機能もあります。Razerは次のように説明しています。「それは基本的に1回のキープレスに対して2つの機能を設定し、手榴弾を取り出すのとそれを投げるという動作を同じキーストロークで行う等、ゲーム内の高度なコンボを発動するのに適しています。」

アナログオプティカルスイッチを使用することで、アナログジョイスティックと同様のアナログ入力が得られ、指向性ゲームにキーボードを使用する際の制限が無くなります。それは面白いアイデアですが、自身でまだ試せていないので実際にどのような感覚かを説明するのは簡単ではありません。もしキーボードに熱心な方は、Razerのウェブサイトから30,880円で購入することが出来ます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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