iPhone 12シリーズの第一弾ハンズオンレビューが出回った時、多くの人がiPhone 12 miniを称賛していました。iPhone 12 Pro Maxの方が人気になると予想していたのでそれは驚きでしたが、片手で操作出来る小型のスマートフォンが遂に再び登場したのは、ユーザーにとって嬉しい驚きでした。

しかし、その人気は現実の売上には繋がらず、需要不足によりAppleはその生産を削減していると過去に報告されました。そして今回、JPモルガンのアナリストであるWilliam Yang氏によれば、どうやらAppleはiPhone 12 miniの生産を全面的に停止することを計画している可能性があります。

このアナリストは、需要不足によりAppleが2021年第2四半期にもその生産を停止する可能性があると考えています。これは、iPhone 12シリーズのより大型なモデルの売上が小型のモデルを大きく上回っていることを示すデータに基づいています。

miniモデルがAppleが考えていた程売れていないのにはいくつか理由があります。まず始めに、その電池持ちはかなりひどいと言われています。加えて、iPhoneシリーズには2020年に発売されたiPhone SEと旧世代のiPhone 11という別の廉価モデルが存在します。つまり、さらに小型なモデルを求めていない限り、iPhone 12 miniを選択する理由はそれほど無いということです。

これに基づいて、今年AppleがiPhone 13 miniを発売するかどうかはわかりませんが、今は様子を見る必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら