皆さんの多くが、広告の貼られた自動ドアを見たことがあると思います。これは特に新しいものではありませんが、どうやらLGは彼らのディスプレイ技術を活用し、Yaleを所有するAssa Abloyと協力することで、OLEDディスプレイパネルを備えた自動ドアを作ることに関心があるようです。

OLED自動ドアの背後にあるのは、ただのポスターと比較して更にダイナミックな体験を提供するというアイデアです。例えば、様々な広告をローテーションで表示することに利用することが出来るかもしれません。または、オフィス等の場所で使用する場合はお知らせ等の関連情報を表示する為にも利用出来ます。

また、駅のような場所で、次の電車や行き先等の情報を表示する為に利用されているのも想像出来ます。ショッピングモールでは、プロモーションやセール等の広告に使うことも可能でしょう。

LG Electronics Business Solustionsのシニアバイスプレジデント兼インフォメーションディスプレイビジネス部長であるPaik Ki-mun氏は次のように話しています。「次世代のデジタルサイネージを牽引するLGと、自動ドアに関して世界のトップ企業であるASSA ABLOYは、ワクワクするような新しいデジタル環境を生み出すために共同で開発に取り組んでいます。世界中で利用されている我々の従来の大型透明OLEDディスプレイは、それが非常に効果的な媒体であることを証明しており、現在それを全く新しいレベルに引き上げようとしています。」

このOLED自動ドアがいつ実用化されるかについては言及されておらず、もし故障したらとても高い修理代が掛かりそうですが、非常に興味深いものだと思います。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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