多くの場合、テクノロジーと聞くと若い世代向けにデザインされていると考えますが、それは高齢世代がその恩恵を受けられないという意味ではありません。例えばApple Watchで、Appleはユーザーが倒れて認証に応答しなかった際に他の人に通知する機能を作成しました。

とは言え、TCLは同社の製品を拡張することを決めたようで、高齢者を念頭に置いて作成した「TCL MoveTime Family Watch」と呼ばれる新しいスマートウォッチを発表しました。これには活動記録や転倒検知、心拍数計測やハンズフリー通話等を含む機能が搭載されます。

同社によると、これはシニア世代が自立生活を維持する手助けになるよう設計されています。また、着用者に薬の服用や運動を行うよう促す通知を送る機能も備えています。Apple Watchと同様に、心拍数モニターが不規則な数値を検出した場合にユーザーに知らせることが可能です。

MoveTime Family WatchはIP67規格にも対応しており、防水と防塵の性能を備えています。このデバイスに興味のある方は、今秋に北米とヨーロッパで229ユーロで発売される予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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