商品がコモディティ化してくると、いろいろな要望や規制が出てきます。今回1位になった「EU、スマホのバッテリー取り外しを簡単にできるよう求める」はその一例。そもそもかつてのケータイではバッテリーが外せて交換できるのが普通でした。それがスマホになって(というかiPhoneになって)ショップでしか交換できなくなりました(保証外で取り替えてくれるお店もあります)。

長い期間使っているとバッテリーの持ちが悪くなると感じることがあります。その際、簡単に交換できないことがネックになっていたりもしました。ただ、ケータイ時代のバッテリーと比較して、現在のバッテリーは小型化で持ちも良くなっているので、不便に感じている人は少なくなっているはずです。スマホの買い替えサイクルが長期化し、長い期間同じスマホを使うようになってきているため、バッテリー交換のニーズが生まれてきているのでは? と思われます。

EUは他にも充電ケーブルであるLightningを、USB-Cに変更するようにAppleに要望しているようです。汎用のコネクタを使っていることで、ちょっと充電したくなったときに誰かのを借りれることは重要で、その幅が広がることはよいこと。ぜひそうなってもらいたいものです。

それでは今回のランキングをどうぞ。

1位:EU、スマホのバッテリー取り外しを簡単にできるよう求める

かつてのスマートフォンは、内蔵バッテリーを簡単に取り外して取り替えることができました。つまり、バッテリーの持ちが悪くなってもバッテリーだけ新品に取り替えれば済む話だったのです。»続きを読む

2位:Apple Payヤバい、2025年までに全カード取引の10%まで取扱高が成長する可能性…など (WEEKLY TOP/2020 02.15-02.21)

今週は決済の話題です。日本では「なんとかPay」と呼ばれるQRコード決済の話題が毎日のように出ています。最近でもau Payが「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」の1日あたりの還元上限を低く変更して炎上しました。また、PayPayは登録ユーザーが2500万人を超えるなど、多くのユーザーが使い始めています。»続きを読む

3位:Xperiaも5G時代へ。イヤホンジャック復活、Zeissレンズ、ToFセンサー搭載の盛り沢山「Xperia 1II」

最近のソニーは、スマートフォンのフラグシップモデルにおいてなかなか苦戦を強いられていますが、それでも積極的な動きを見せています。そして本来はMWC 2020で発表される予定だった「Xperia1 II」を昨日、YouTube上で発表しました。»続きを読む

4位:iPhone XRは2019年の売上トップスマホになりそう

iPhone XRが発表された当初、これに対して懐疑的な見方もありました。iPhone 5cの二の舞になるのではという心配もしていましたが、そんな憶測とは逆に、XRは非常に売れるモデルになりました。»続きを読む

5位:アップルが「ヘタらない」クルマ用シートの特許を申請

Appleが自社オリジナルのクルマを発表する日が来るかどうかはわかりませんが、同社がこれまでに申請してきたさまざまな特許から、自動車にすごく関心を寄せていることは間違いありません。実際、ここにもそのリストに追加できる機能が登場しました。»続きを読む

6位:サムスン、スマホ向けLPDDR5 16GB RAMの生産を開始

最近はスマートフォンのスペックもリッチになってきて、8GB RAMを搭載するのも標準的になってきました。また、一部のハイエンドには16GB RAMが搭載されるものも。16GB RAMが今後スタンダードになると見られる中で、サムスンは16GB RAMの大量生産を始めました。»続きを読む

7位:ボディ内手ブレ補正搭載の富士フイルム「X-T4」

富士フイルムのミラーレス一眼カメラ「X-T4」が発表されました。富士フイルムファンが待望していたボディ内手ブレ補正が、X-H1に続いてX-Tシリーズとしては初搭載。そんな最新フラグシップカメラです。»続きを読む