かつてのスマートフォンは、内蔵バッテリーを簡単に取り外して取り替えることができました。つまり、バッテリーの持ちが悪くなってもバッテリーだけ新品に取り替えれば済む話だったのです。

しかし現在のスマートフォンは簡単に取り外せる構造ではなく、できなくはないですが修理を頼んだりすると高価になりがちです。いっそ新しいスマホを買った方がマシということも。このような状況に対しEUは、バッテリーの取り替えを簡単にすることをメーカーに求めています。

EUは来月上旬にこれを義務化する可能性について議論するとしており、もし法律として可決した場合、メーカーはユーザー自身で簡単にバッテリーを取り替えられるスマホの製造を始める可能性があります。

EUはこれまでも電子機器のムダの削減に取り組んでおり、接続ケーブルについてもAppleにLightningからUSB-Cに変えるよう求めています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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