最近では、AIアシスタントを内蔵していないガジェットを見つけるのは難しい。スマートテレビや白物家電でさえ組み込まれているため、ソニーがプレステに独自のAIアシスタントを導入しようとしていると聞いても驚きではありません。

これは、Daniel Ahmadによって発見された最近の特許で、ソニーが独自のデジタルアシスタントを検討していることが明らかになりました。この特許によれば、ソニーはこれを「PlayStation Assist」と呼ぶ模様。もちろん、これが家庭用ゲーム機向けのAIアシスタントということを考慮すると、通常のAIアシスタントが行う、天気を教えたり、リマインダーを設定したり、といったものとは一線を画すはずです。

実際、特許の内容を見てみると、ゲームの進行をアシストするAIアシスタントのようだ。説明を引用してみましょう。

「例えば、プレーヤーがゲームの途中で動けなくなった場合、プレーヤーは、バックエンドゲームアシストサーバへのクエリを介してヘルプを要求することができる。クエリは、任意のフォーマットであってもよいし、音声、テキスト、ビデオなどを含むフォーマットの組み合わせであってもよい。ゲームアシストサーバーは、クエリが提示された現在のゲームコンテキストに基づいて、クエリをモデル化された応答と照合するように構成される」

ま、小難しい文言が並んでいますが、要はクラウドとPS5がやり取りして、ユーザーが止まってしまったステージから進むことをサポートしてくれるAIアシスタント、ということになります。もちろん、これは単なる特許であり、実現する保証はありません。

しかし、PS5の登場が間近に迫っている今、ソニーが競合製品との差別化を図るために、このゲーム機にAIアシスタントを導入する可能性は十分にあるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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