数年前、Freewriteというデバイスが発売されました。初めて名前を聞いたことがある方のために説明すると、外出先で気を散らすことなく文章を打てることを目的とした、作家のためのデジタルタイプライターです。唯一できる操作は文章を打ち込むことだけなので、ユーザーは音楽、ビデオ、インターネットなどのようなものに気を取られることはありません。

Freewriteを立ち上げた企業の次のモデルがFreewrite Travelerになります。オリジナルのFreewriteのアップデート版であり、より持ち運びしやすいデザインになっています。オリジナルのFreewriteのように大きくはできませんが、ラップトップのように折り畳むことができるスクリーンとキーボードを搭載するため、Travelerはさらにコンパクトになりました。

また、省電力性だけでなく、液晶や有機ELと比較して目にやさしいと言われる電子インクディスプレイ(E-Ink)を引き続き搭載しています。4週間のバッテリー寿命を誇り、Wi-Fiによるクラウドサービスとの同期も可能となり、Scrivener、Final Draft、Wordなどのドキュメントファイルと互換性を持っています。

ポータブル性に重点を置くということは、内蔵のメカニカルキーボードを諦めなければならないことを意味しますが、新しいキーボードは、触覚フィードバックと十分な反発を持っていた昔ながらのノートPCと似たタイプとなり、タイピングを楽しむことができます。Freewrite Travelerは現在、Indiegogoでクラウドファンディングを実施中です。サポートすることで、599ドルの小売価格よりも45%安い329ドルで買うことができます。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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