ドイツで開催されているゲームイベント「2019 Gamescon」にて、デルは「Dell G5ゲーミングデスクトップ」を発表しました。これは、G5シリーズで初のデスクトップモデルであり、小型ながら強力なゲーミングPCになっています。

CPUにインテルCore i3プロセッサーを搭載したモデルで630ドルから、インテルCore i9 9900K(価格不明)を搭載したモデルまでラインナップします。GPUは、NVIDIA GeForce GTX1660TiからRTX2080まで、AMD Radeon RX560Xを選ぶことができ、4〜8GBのビデオメモリを搭載可能です。

このPCは、Alienwareシリーズよりもリーズナブルにゲームを楽しみたい人向けの商品です。すっきりとデザインされたシャーシは、控えめでありながら親しみやすいものになっています。内部は整理されており、コンポーネントに簡単にアクセスできます。3つのストレージベイを持つなど、高い拡張性を有しています。

青色LEDとオプションのクリアサイドパネルを追加すると、外観はわずかにゲーミングPCらしさが出てきますが、シャーシ全体の外観はそれほど派手ではありません。なお、Dell Gシリーズは、オーバークロックや水冷などのオプションが購入時に提供されておらず、後から自分で追加することが可能です。

オーバークロックはマザーボードレベルではサポートされていないため、パフォーマンスを向上させるにはアップグレードが必要となり、多くのユーザーがこれを選択することは考えられていません。また、480Wの電源によって使用できるGPUにも制限出るでしょうが、今後出る新しいGPUの消費電力が同じままであれば、将来にわたってアップグレードできるでしょう。

結論として、Dell G5(Model 5090)は、比較的手頃なゲーム用PCとして最適な選択肢であり、外観、動作ともに優れており、大半のユーザーにとって将来性のある製品です。さらに強力なパワーがほしいのであれば、Alienwareといったより高価なブランドを選ぶか、自作を選ぶという選択肢もあります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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