去年、ニコンキヤノンが立て続けにフルサイズミラーレスカメラを発表しましたが、パナソニックもLUMIX Sシリーズでこの流れに飛び乗りました。今回、同社は最新ミラーレス「LUMIX S1H」を発表しました。

S1Hは、ビデオグラファー向けに特化しています。なぜなら、このカメラは6K解像度での記録に対応しているためです。なお、アスペクト比は少し変わった3:2となりますが、もしスタンダードな規格で撮影したいのであれば、5.9Kであれば16:9(30fps)に対応しています。どれだけ6Kで撮影するシーンがあるか、6K動画を見る人がいるかは不明ですが、あまり多くないと言えるのは確かです。

他の機能としては、V-LogとV-Gamutに対応し、14+ストップのダイナミックレンジをサポートしており、ソニーのハイエンドミラーレスに挑戦しています。マウントは、ライカ、シグマと共同で策定したLマウントを使用しているため、Sシリーズ向けのレンズであれば装着可能です。

パナソニックは、マイクロフォーサイズのGシリーズでも功績を納めていますが、S1HによりSシリーズが新しい同社スタンダードになるでしょう。しかし、決して安くはなく、S1Hは4000ドルになると言われています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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