中国はアップルにとって最大のiPhone市場の1つです。同社の主力携帯電話は、地元のライバルが市場でも有力な地位を握っているという事実にもかかわらず、世界で最も収益性の高いスマートフォン市場の1つで非常に好調でした。しかし、最近の出来事により、Appleのブランドイメージは中国で急速に低下していると言われています。
これは、iPhoneの販売が今年大きな打撃を受けることにつながるかもしれません。アナリストは、iPhoneがすでに生じている米国と中国の間で進行中の苦い貿易紛争の犠牲者の一つであることができると予測しています。ファーウェイも貿易戦争のおかげで、最新スマホ「P30 Pro」の下取り価格が1万4000円まで下落するなどの影響を受けています。
進行中の貿易紛争は、中国の顧客によるアップル製品の非公式のボイコットのようなものになっているとレポートされています。これは国内のiPhone販売に直接影響を与え、それはAppleの売上に跳ね返るものとみられます。同時に、中国政府がファーウェイの報復として中国市場に対するAppleのアクセスを制限する可能性があることも指摘されています。そうなれば、iPhone全体の売り上げに非常に大きな影響を及ぼすものと見られます。
貿易紛争により、中国市民はApple製品を避け、国内ブランドからデバイスを購入する傾向が高くなるかもしれません。Appleは今年の第1四半期、中国で650万台のiPhoneを出荷したと伝えられています。今四半期のデータに注目です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら