コンソールゲームをモバイルデバイスでも遊べるようなゲームストーミングサービスは、クラウド側で重い処理を全てまかなうため、多くの焦点が当てられています。GoogleとMicrosoftはそれぞれそのようなサービスを開発しています。一方、ソニーはPlayStation 4 Proの後に続く次期ハードウェアが必要と感じており、同社はPlayStation 5のいくつかの詳細を明らかにしました。

ソニー社長の吉田憲一郎氏はPS4Proに続く「次期ハード」は重要だといいます。同社システムアーキテクトのMark Cerny氏はWiredに対し、新ハードは7nmプロセスのZen 2アーキテクチャで作られた8コアの第3世代AMD Ryzen CPUを採用すると話しています。

また、GPUにはレイトレーシングをサポートするAMD Radeon Naviシリーズをベースとしたカスタムモデルを搭載。レイトレーシングは光線の物理演算技術で、PC向けのハイエンドゲームとハードで利用されています。

没入できる3Dオーディオもサポートします。グラフィックは8Kまでサポート。レンダリングとロード時間短縮のため、ストレージはSSDとなるといいます。

アーキテクチャはPS4と似ており、PS4のゲームとの互換性が取れるため、PS VRもサポートすると思われます。

ソニーはこの次期ハードをPS5と呼ぶのかについては明言していません。ソニーはE3に参加していないため、現在のところこの次期ハードが実際にいつ発表されるのかは分からない状況です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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