折りたたみスマホは、スマホの将来を表しているのかって?正直、まだ誰も持っていませんし、その概念が単純な目新しさであるのか、それとも本当にそれがスマートフォンの次の進化を表しているということなのか、まだわかりません。もちろん、スマートフォンを牽引してきたAppleも、全く何も手を打っていないわけではありません。
最近発見された、AppleInsiderが報じた特許は、スマホが極端な温度になった場合、折りたたみ式ディスプレイのひび割れを防止する方法を検討している、というものです。Appleによれば、フレキシブルディスプレイは低温で曲がると損傷を受けやすいようです。そのためAppleは、ディスプレイの折りたたみ箇所を加熱することで、割れを防ぐのに役立つ解決策を提案したようです。
これは、スクリーンの特定領域内のピクセルを点灯させることによって実行、加熱できるようです。また、極端な温度の際は、フレキシブルディスプレイの開閉を防ぐための「磁気ラッチ機構(magnetic latching mechanism)」まで想定されています。
あくまでこれは、技術的な想定であり、Apple自身も可能性を模索していることは確かでしょう。しかし、この情報からは、Appleが実際に折りたたみスマホを実用化するかどうか不明です。Apple共同創業者のSteve Wozniak氏から、折りたたみスマホへの姿勢が現時点で見えないことを心配されているApple。実際に折りたたみスマホをリリースする日が早く来ると良いのですが…。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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