AppleがThunderboltディスプレイの製造を止めて数年が経ちました。以来、代わりにLGがApple製品向けにUltraFineモニターを生産しています。しかしどうやら、Appleは再びディスプレイ市場に再参入することを考えているようです。

これはAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏による発言です。同氏によれば、mini LEDをバックライトに搭載する31.6インチの6Kディスプレイを、2019年中にリリースできるようAppleは開発を進めているといいます。

現在Apple関連で最も大きなディスプレイというと、27インチのiMacか27インチのLG UltraFineになります。これらの解像度は5Kであることから、開発中の新ディスプレイは大きさだけでなく解像度の面でも一歩先のものとなるでしょう。

Apple関連のニュースを一年以上フォローしてきた人にとっては、この報告は驚くようなものではないかもしれません。なぜならAppleのフィル・シラーは以前にも「プロ向けのディスプレイ」を開発していると発言していたからです。

シラーはこのようにも言っていました。「新しいMac Proをやるというのは、定義として、モジュラーシステムとなる。そのためにはわれわれはプロディスプレイもやるだろう。今ユーザーがこれら製品を目にしないのは、まだ開発段階だからだ。Mac Proを求めるプロカスタマーに向け、なにか素晴らしいものを作るのは本当に重要なことだと認識している。これには1年以上時間をかけなくてはいけない」

このときに言っていた「プロディスプレイ」が、Kuo氏のいう31.6インチ6Kディスプレイと同一であるかは分かりません。製品の正式な発表を待ちたいところですね。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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