普段使っているクルマは鍵を使って安全性を確保しています。これは、ドアのロックや解錠以外にも、車を始動させるときにも使います。しかし、これらのセキュリティシステムが時代遅れになっていたとしたらどうでしょう。アップデートすることは可能でしょうか。もしかすると、アップルが過去に調査していたことかもしれません。

特許を調査した9to5Macによると、生体認証をクルマのセキュリティに使うアイデアを調査していたようです。これは、ユーザーの顔をスキャンするだけで、ドアの解錠から車の始動までを実現するものです。アップルは、既存の方法では中間者攻撃に対して弱く、より強い安全対策を求めていたようです。

「さらに、利便性の高いキーレスエントリーシステムは中間者攻撃に弱く、他のセキュリティ問題、例えば、クルマはキーかキー・フォブを持つ人物を判別できないため、不特定の人物がクルマを運転することもできるのです」

いずれにせよ、アップルがそのようなシステムを実際に作っているかは不明ですが、特にアップルが自動運転チームを仕切り直したのを鑑み、アップルが(一時的に)プロジェクトを棚上げするものと信じている人もいます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら