CESでの注目ガジェットは?編集部が選んだ「Best of CES 2019」

バイバイ、CES 2019!Ubergizmoにとって14番目のCESでした。そこで発表された新製品や新技術の雪崩を乗り切るのは至難の技でした。この記事では、CES 2019で見た中で最も優れた製品と技術を紹介します。なお、ランキングではなく順不同です。

ロール式有機ELテレビ「LG SIGNATURE Series TV R」

LGは昨年、ロール可能なOLED技術を展示しましたが、2019年に実際に買える製品としてお披露目するという約束を守ってくれました。超高級ニッチ市場をターゲットにしたLG Signature Series TV R(Rollable)は、一言で言うと素晴らしいです。サイズは、65インチから75、80インチと拡大するほど、テレビ自体のサイズは大きくなります。しかし、巨大なスペースを占有しないテレビにも需要があります。OLEDパネルを巻き取れるロール式テレビは、使用しない時にはパネルを収納でき、こうした需要に応えるものになります。

ゲーミングモニター「HP Omen X 65 Emperium」

巨大なゲーミングモニターは控えめな存在でしたが、そのサイズとリフレッシュレートの良さは光るものがあります。HP Omen X 65 Emperium Monitorは、このコンセプトを最大限に引き出し、同時に強力なサウンドシステムを含めながら、画質と輝度を高めています。HPはNVIDIAと協力して、途切れのないG-Syncテクノロジだけでなく、内蔵のNVIDIA ShieldスマートTV機能の統合もサポートしています。これにより、144Hzのリフレッシュレートを実現しています。

ノートPC「Huawei Matebook 13」

Huawei Matebook 13は、ファーウェイのモバイルノートPCとしては、より大きなサイズになりました。2018年のMatebook X 13よりわずかに安いものの、薄くて軽いと言う象徴的な機能はそのままです。コストパフォーマンスを高めるために、ディスプレイの解像度などトレードオフされているものの、高性能なゲーム性能とビデオ編集のための外部GPU(Geforce MX 150)が用意されています。

モバイルGPU「NVIDIA RTX 2080 Max-Q」

モバイルゲームはこれを待っていました!NVIDIAはついにラップトップ向けに「RTX 2080 Max-Q」グラフィックスプロセッサを提供しました。同社によれば、GeForce 1080 Max-Qよりも20%速く、40%優れた電力効率を持ち、同じフレームレートに使用される電力が少ないこと、絶対的なフレームレートが高いことを意味しています。なお、RTXシリーズは、ハードウェアでレイトレーシングを実行でき、ゲーミングCGで次世代レベルのシャドウと反射表現を可能にします。

ゲーミングノート「Dell Alienware Area 51M」

Alienware Area 51Mは、パワルフなハイエンドゲーミング、強力なパワー、デスクトップ向けコンポーネントの応用という、デスクトップの代替として設計されたユニークなマシンです。これ単体で、非常に滑らかな性能を持ったデスクトップコンピューターと考えることもできます。CPU、GPU、RAM、ストレージはデスクトップ向けのパーツを使っており、ユーザーは後から交換することができます。

ノートPC「Lenovo X1 Carbon 2019」

LenovoのX1 Carbonシリーズは、最も成功したノートPCのシリーズの一つであり、2019年モデルで最新版にアップデートされました。全体の体積は約7%削減され(同社の推定値)、重量は2.46ポンド(1.08kg)まで減少しました。そのサイズにもかかわらず、高速な15WのIntel Core i7プロセッサ、16GBのRAM、2TBのSSDストレージと4K HDRディスプレイを搭載しています。また、MIL-STD-810GのMILテストに合格しており、このカテゴリでは唯一のモバイルノートと言えます。

ゲーミングノート「ASUS RoG Mothership」

MicrosoftのSurfaceのコンセプトを取り入れ、なおかつ常軌を逸したゲーミングノートを作り出したASUSをあなたは愛せざるを得なくなるでしょう。ASUS Rog Mothershipは、CES 2019で見た最もクリエイティブな製品の1つです。17.3インチディスプレイ、Core i9 CPU、RTX 2080 Max-Qグラフィックを搭載し、キーボードはメインシャーシから完全に分離することさえできます。これが、マザーシップの名前の由来です。重さは、10.36ポンド(4.7kg)で、モバイル用とは言えませんが、これを作り出したASUSに賞賛を送りたいです。

AMOLEDパネル搭載2-in-1ラップトップ「Lenovo Yoga C730」

2019年はOLEDがラップトップに戻ってきた年になるでしょう。覚えているかもしれませんが、OLED搭載したノートPCは以前から登場しており、Lenovoは2016年にX1 YOGA OLED(サムスン製パネル)を世に送り出しています。OLEDはその後消えましたが、ディスプレイ業界はOLEDの本格ローンチの準備ができており、Lenovoも再出発を予定しているようです。AMOLEDパネルを搭載したLenovo Yoga C730は、クリエイティブユーザーを対象としており、非常に優れたスタイラスペンと、Photoshopなどのアプリケーションを実行するのに十分なパワーを搭載しています。

クアルコム「Snapdragon Automotive Cockpit Gen3」

クアルコムの「第三世代Snapdragon Automotive Cockpit」は、自動車業界向けのスマートカープラットフォーム基盤であり、機能の構築にも焦点を当てています。クアルコムは、当初はモバイル向けに開発されたヘテロジニアスコンピューティングプラットフォームを介して、コネクティビティとコンピューティング機能を提供します。おそらくもっと重要なのは、先進の運転者支援や道路上の安全性を高める次のレベルの音声/ジェスチャのユーザーインタラクションなど、自動車メーカーが長らく話題にしている機能を統合しやすくするプラットフォームになることでしょう。

サムスン「Micro-LED 75″ TV」

サムスンは、マイクロLED技術に引き続き取り組んでおり、前回の146インチよりも小型になった75インチマイクロLEDテレビを披露しました。商業ディスプレイ用途からテレビやスマートフォンなど競争激しいコンシューマー用途に対象をシフトしたことの表れでしょう。Micro-LEDの可能性は過小評価されるべきではなく、いつか普及しているディスプレイ技術になるかもしれません。

「BMW Vision iNEXT Virtual Experience」

BMWはCES 2019で、車との将来のユーザーインタラクションのビジョンを提案しました。デモはバーチャルオフィスで始まり、ユーザーは車に入っても作業を続けます。車内デモはすべてバーチャルリアリティで展開され、物理的なフィードバックシートを使います。VRの車内に身を置くことで、BMWが提案する「Vision iNEXT」を可能な限り体験することができました。ビジョンとデモンストレーションはどちらも高く評価できます。BMW、よくやった。

ファーウェイ「Honor View 20 Smartphone」

Honor新モデルは、ノッチを排除しカメラだけ穴が空いている、世界初の商用パンチホールディスプレイを搭載したスマホです。カメラには、大型センサーを採用した世界初の48メガピクセルカメラを内蔵する非常に有望なプレミアムクラス(400〜500ドル)のスマートフォンと言えるでしょう。CPUには、上位モデルに採用されている「Kirin 980」を搭載し、メモリは8GB、ストレージは128GBと高いパフォーマンスを誇ります。

5Gで没頭できるVR体験を届ける「Valeo Voyage XR」

Valeoは、CES 2019で大胆なVRのコミュニケーションコンセプトを発表しました。Valeo Voyage XRと5Gにより、ユーザーはバーチャルリアリティを介して遠くにいる誰かを招待することができます。車内のカメラとオーディオセンサーを使用して、Valeo Voyage XRは完全なオーディオとビジュアルコミュニケーションを伴ったVR体験者を、後部座席に乗せることができます。運転手は、バックミラーではゲストを3Dアバターとして見ており、VRゲストは運転手の3Dアバターを見ています。 3Dオーディオでは、2人のユーザーが適切な場所で会話することさえ実現していると言います。この種の車載用VRビジョンはまだ見たことはありませんが、技術的にもうすぐ実用化する可能性があります。

外部給水タンク付きモップロボット「Narwal Vacuum」

最初のロボット掃除機であるルンバが登場してから17年が経ちましたが、それでも床の清掃は解決された問題ではありません。NarWalのロボットは、下のアクセサリーを交換することによって、バキュームロボットとモッピングロボットの両方で使うことができます。モップがけはより強力で効率的な動作を目指して設計されており、ユーザーがモップごとに数回給水タンクを補充する必要はありません。代わりに、綺麗な水と排水をたくわえる2つの外部大容量タンクが搭載されています。充電が必要になると、ロボットはタンクに戻ります。タンクは充電ステーションとしても機能します。

ディスプレイ搭載スマートスピーカー「Archos Mate 7」

Alexa Display Assistantsの多くはすべて同じ機能が搭載されており、違いを求めているユーザーもいるでしょう。Archos Mate 7(上、中央)は、うまく設計された7インチのアシスタントデバイスで、縦向きと横向きの両方で機能します。見た目は非常に洗練されており、家の中でも動かせるように3000mAhのバッテリーを搭載しています。グーグルアシスタントと同じようなデザインですが、呼びかけ方は「ハロー7」になるようです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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