多くのスマホメーカーが今年5Gスマートフォンを発売すると予想されていますが、Appleは2020年まで出せないとみられています。ロイターの報道によると、Appleの5G iPhoneはサムスンか台湾のMediaTekのいずれかからモデムを調達する可能性があると報じています。

これはAppleのサプライチェーン担当役員であるTony Blevins氏が、Qualcommと続くモデムに関する法廷闘争の一環としての証言であり、Blevins氏は同社が将来のiPhoneに2社のモデムの使用を検討したことを明らかにしたものです。昨年のAppleがMediaTekのモデムの使用を検討していた可能性があるという報告があったことからも、驚くべきことではありません。

2017年には、AppleとIntelが5Gモデムを共同で開発していると報じられましたが、昨年には、AppleはIntelの5Gモデムを使わない可能性があることが明らかになっています。報告が真実なら、3GPP標準に準拠している最初の5GモデムであるExynosモデム5100を発売したサムスンやMediaTekのような企業から調達するのは理にかなっています。

いずれにせよ、5GのiPhoneは早くとも2020年までは期待できず、どこの企業がAppleと提携するか注視する必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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