誰でも数クリックでYouTubeチャネルを作成できることを考えると、フェイクやスパム、誤読を誘発するようなコンテンツで埋め尽くしたようなスパムチャネルを立ち上げて利益を得ようとする輩が出てくるのはおかしなことではありません。ありがたいことに、YouTubeはこの問題解決を最優先事項とし、2018年Q3には160万ものチャネルを削除したと最新の透明性レポートで公開しました。
YouTubeが削除したのは、90日以内にスリーストライクルールを破ったチャネルや、ガイドラインを著しく逸脱したチャネルだといいます。そのチャネルが削除されると、そこに上がっていた動画も全て削除されます。160万チャネルの削除により、5020万個の動画がともに消えていったとしています。
消えた動画の多くはスパムや誤読コンテンツや詐欺的コンテンツでした。約12.6%は性的露出によるもの、4.5%は子供の安全に関わるもの、その他ハラスメント、過激主義の増長、偽装的なコンテンツといった割合でした。
YouTubeは過去に動画削除に時間をかけ過ぎたため、いくらかの動画を野放しにしたままでした。例えばYouTube Kidsにはある時点で、陰謀論などの不安を煽るコンテンツが投稿されていました。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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