Google Chromeは9月4日で10周年を迎えました。Googleはこれを記念して、新たなデザインやいくつかの新機能を備えたアップデートをリリースしました。

見た目はGoogleの「マテリアル2デザイン」らしくなりました。Googleの「マテリアルデザイン」は2014年にローンチし、実装に伴う一連のデザインを取りまとめたものです。

同社はその見た目だけではなく、UXのロジックや原理も含めた包括的なUXの改善のため、これまでに何度かマテリアルデザインを改訂してきています。

ユーザーはアップデートされたUIや新たなカラーなどの変更をすぐに見られます。これらの変更は既存ユーザーにとってびっくりするようなことではないと考えられ、妥当なものだと考えられます。

Chromeパスワードマネージャーのアップデートは、今回のリリースのプロダクティビティの主題となります。ページ内でユーザーのパスワードが求められたときに便利なのはもちろん、新しいサービスにサインアップするとき、デスクトップ版Chromeはパスワードを生成し保存することもできます。

ChromeやFirefoxなどブラウザ内のものか、あるいはLastPassや1Passwordなど、なにかしらのパスワードマネージャーの利用は強くおすすめします。

Googleは、オンラインショッピングなどでクレジットカードや住所の入力を求められた際に入力補完する機能も改善したとしています。

Chromeの検索バーことOmniboxにも主要な変更が加えられています。次のアップデートから、新たなブラウザのタブを開かなくても、数種類の検索に対して答えられるようになるとのことです。例えば天気や有名人、翻訳などの簡単な情報であればOmniboxだけで答えが得られるとGoogleは述べています。

ウェブサイトの検索もまた可能で、もし既存のタブが開かれていれば、Chromeはその既存タブを開くのか、新規タブを開くのかサジェストするようになります。Google Driveについても「すぐ」検索可能になるそうです。

ショートカットマネージャーも改善しています。これまでの同機能は良いとは言い難いものだったので、これもグッドニュースだといえます。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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