Apple社の企業価値が1兆ドルに達しました。2018年初にはそうなる予想もありましたし、競争の中でAmazon社がApple社を越えるのではという意見もありましたが、結果としてはApple社が先に成し遂げたようです。

Steve Jobs氏による共同設立から40年。アップルの株式は2.9%上昇し、207.39ドルで取引を終え、同社の市場価値は1兆20億ドルに達しました。ただBloomberg社が指摘しているように、Apple社の前にも、PetroChina社など1兆ドルを越えた企業はありました。しかしPetroChina社は、金融危機時には原油価格の下落により価値を維持できませんでした。

もちろんApple社にとってもこれは同じで、1兆ドルの状態を維持できるかは分かりません。それにしても一時は、Apple社最大のライバルであるMicrosoft社による救済に頼るほどだったApple社にとっては、今のところ大きなマイルストーンだといえます。

そうは言っても、競合他社を大きく引き離したわけではありません。Amazon社、Alphabet社、Microsoft社のようなIT業界の他の主要企業も8000億ドルまで達しており、1兆ドルに届かんとする勢いです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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