インターネット上でPayPalという存在は、多くのオンライン小売業者が活用しているように、非常に巨大なものです。しかし現実の世界では、PayPalが物理的な店舗にほとんど存在しないため、毎秒起こっているすべての取引手数料を逃していると言っても過言ではありません。

しかしPayPalは、スウェーデンのiZettleという新興企業を最近買収し、リアルにも進出するかもしれません。iZettleは、ヨーロッパや中南米で事業を展開しており、基本的にSquare社との直接的な競合企業です。 PayPalは同社の買収によって、物理的な小売店舗でのサービス開始に一歩近づいています。

PayPalの最高執行責任者(COO)Bill Ready氏は、CNBCのインタビューにこう語っています。

「中小企業向けにモバイルを活用した支払い機能を提供する流れは世界で起きていること。そして、その領域には多くのプレーヤーがいるものの、そのほとんどは1つまたは数少ない国の中でしか普及していません」

この買収によってReady氏は、PayPalがiZettleが持つ可用性を、グローバルに拡大しようとしているとみられます。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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