日本でも社会現象を巻き起こした”Pokemon Go”の開発会社として知られているNiantic社は、プレイヤーの助けを借りて3Dで世界地図を作る計画を発表しました。
Niantic社の社長であるJohn Hanke氏によると3D世界地図の計画は、デジタルマッピングにおいて大きな役目を果たす事を望んでおり、その目的を達成するために、大規模なPokemon Goコミュニティを活用しようとしています。

Hanke氏は「ARマップ」について、将来の拡張現実アプリの極めて重要なリソースであるとReuters社に説明。そしてこの目的を達成するためには、膨大な量のデータを集め、加工しなければなりません。Niantic社だけではなく、Google社やApple社など大手企業も同様な考えで取り組んでいます。

Hanke氏曰く「プレイヤー達に、自分達が遊びたいゲームボードを構築して欲しいのです。ARマップ”はPokemon Go”が育てている”新しいタイプのソーシャル活動”というものをより強化することになるでしょう。」とReuters社に語りました。

その地図化の第一歩は公園や広場のような公共空間を皮切りに始まると考えられていますが、それをいつ、どのようにARマップ上に実現していくのか?Niantic社のゲームに導入されるのか?について、Hanke氏は言及しませんでした。

ARマップを基盤とした拡張現実アプリの中に、公園や広場を作る事ができ、ユーザーがその環境の中でバーチャルな構造物を建てられ、他のユーザーもデバイスを通して同じ環境を見る事を可能にするでしょう。
そうすることでプレイヤーが自分自身で作成し、手を加えたゲームボード上の近くにいるプレイヤーと、バトルで競う事ができる事を意味します。プレイヤー達はカメラをオンにした状態で遊び、新しいデータを取り込み続けるでしょう。そういったユーザー活動が、3D世界地図を完成させたいと考えている、Niantic社の夢を実現させるでしょう。

Niantic社が今後数ヵ月以内にこの取り組みに関する詳細な情報を提供してくれる事を期待します。

ソース:Reuter社

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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