皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。

B DASH CAMP 2024 Fall in Fukuokaが2024年11月7日〜8日にヒルトン福岡シーホークを会場に開催。Ubergizmo Japanでは今回もイベントに参加してレポートします。
オープニング・セッションである「ネット企業の成長はどこに向かうのか(2024秋編)」をいち早くレポート。



今回のテーマは「Break Point(転換点」。みなさんのトークの中で出てきた大切なフレーズをご紹介。
世界で勝負するスタートアップが増えることで市場全体が活性化させ、さらに大きな投資を得ることができる魅力的な市場になるべき!というのが皆さんの総意でした。

登壇者
塩野 誠(経営共創基盤)
武田 純人(野村證券)
辻 庸介(マネーフォワード)
宮澤 弦(LINEヤフー)
モデレーター:渡辺 洋行(B Dash Ventures)

塩野 誠(経営共創基盤)

スタートアップの一番大事なのは人だと思っています。
日本のスタートアップメンバーの顔ぶれがほぼ変わってないなと考えています。今後、スタートアップがグローバルに出ていくためには、海外投資家にアクセスする人材を取ってくる事、育てる事が今後は重要だとおもいます。

武田 純人(野村證券)

海外の投資マネーを受け入れる事ができる企業があるのか。Growth市場は受け入れる事ができる企業があのか?が気になっています。
経営基盤を設計する人、エコシステムをつくる人を外から連れてきてもいいと思います。
そして切り口がどれだけ新鮮なのかが大事、既存の市場でも切り口が新しければ大きく成長します。

辻 庸介(マネーフォワード)

グロース市場に上場の時に調達している会社は全体の14%となっています、個人的にはもっとお金を調達すべきだとおもいます。
経営チームを強くする、社員をグローバル化する事が大事です。弊社のエンジニアの1,000人のうち半分は海外の方です。
日本人だけで戦わず、グローバルチームで戦うことです。資本、人材、事業のグローバル化の3STEPが大事です。

宮澤 弦(LINEヤフー)

時価総額がある日本のトッププレイヤーがM&Aをあまりしてない、それによって新陳代謝が鈍っているなという気がしています。
台湾やグローバルの企業家は海外を見ています。例えば、韓国の調達金額は日本の2倍、海外に出たがってるスタートアップは日本の10倍もあります。
日本でシェアじゃなくて、海外シェアを取っていくことが、企業の規模感や期待感が大きく変わってくると思っています。