ハイエンドのデジタルムービーカメラとビデオ編集ソフトウェアで有名なBlackmagic Designは、iPhoneでの動画撮影におけるクリエイティブな制御を強化したいというユーザーに応える、高度なビデオ撮影用に設計された無料のiPhoneアプリを発表しました。

このアプリのインターフェースは、受賞歴のある同社のカメラと同じくらい使いやすいと宣伝されており、プロにとっても魅力的な選択肢となっています。ユーザーは、フレームレート、シャッタースピード、ホワイトバランス、ISO等の重要な設定を包括的に制御出来ます。

Blackmagic Camera

アプリのディスプレイには、ステータスや録画パラメータ、ヒストグラム、フォーカスピーキング、レベル、フレームガイドといった重要な情報が表示され、これらは全てスワイプジェスチャで簡単に操作することが出来ます。

アスペクト比、フォーマット


アスペクト比の点では、カメラアプリは16:9と垂直方向の両方をサポートしており、目立たないようにスマートフォンを水色に保持しながら16:9で撮影することも可能です。モニタリング、オーディオ、カメラのセットアップ、録画オプション等の詳細設定には、設定タブから簡単にアクセスすることが出来ます。

ユーザーは、プロ仕様のオーディオ機能と外部マイクのサポートを備えた業界標準のApple ProResや効率的なH.264及びH.265等のビデオ解像度と形式を選択出来ます。

クラウド連携


映像を撮影した後、ユーザーはアプリ内でクリップを参照、レビュー、検索、並べ替えることが出来ます。Blackmagic Cloudとの統合により、世界中のビデオ編集者との共同メディア共有が容易になり、DaVinci Resolveとの統合によりポストプロダクションのワークフローが合理化されます。幅広い機能が用意されているにも関わらず、このカメラアプリが内部ストレージを占有する容量はわずか37MBなので、ビデオコンテンツを保存するのに十分なスペースが残されるでしょう。

Blackmagic DesignのCEOを務めるGrant Petty氏は、このアプリを「iPhoneを使用して長編映画クオリティのコンテンツを作成するための真に革新的なワークフロー」と説明しています。

このアプリに興味のある方は、こちらから無料でダウンロードしてみて下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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