Sonyは、リアスピーカーを備えた前衛的なワイヤレスポータブルシネマシステム「HT-AX7」を発表しました。同社が”ポータブルシネマティックシステム”と名付けたこの画期的なデバイスは、30時間という驚異的なバッテリー寿命を誇り、映像と音楽どちらの愛好家のニーズにも応えます。

Sonyが最新の注意を払って作り上げたこのガジェットは、元来の適応性を備えており、それを設置するあらゆるスペースにシームレスに統合されます。この素晴らしい発明は、革新的な360° 空間サウンドマッピングテクノロジーによって実現され、部屋をスキャンし、フロント/リア/オーバーヘッドの各領域に仮想スピーカーを配置することで、魅惑的なオーディオ環境を提供します。

優れたバッテリー持ち


センターユニットとリアスピーカーユニットとして機能する2つの取外し可能なスピーカーで構成されるこのワイヤレスシステムにより、他には無いサラウンドサウンド体験が可能になります。

本体はリアスピーカーのドッキングステーションとして機能し、充電するのにも便利です。Sonyは、システム全体で最大30時間という優れたバッテリー寿命を誇っていますが、実際の持続時間は音量レベルによって異なります。驚くべきことに、わずか10分間の充電で、約2.5時間の連続再生が可能になります。

シームレスなワイヤレス接続


最先端のBluetoothテクノロジーが組み込まれたHT-AX7は、シームレスなワイヤレス接続を確立します。ただし、そのパフォーマンスの全体的なテストや評価はまだ行われていないため、映画再生中に起こる可能性のある遅延問題等に関する疑問は残ったままです。

映画体験を向上させるだけでなく、このシステムのポータブルな性質により、無限の多用途性がもたらされます。スマートフォンやタブレット等の様々なBluetooth対応デバイスと容易にペアリング出来るため、屋外を含むあらゆる場所で簡単に動画や音楽を再生することが出来ます。さらに、このシステムは、2チャンネルのオーディオソースをアップミックスして、利用可能な全てのスピーカーを最大限に活用することで、オーディオ環境を最適化します。

価格と販売状況


最先端のテクノロジー、魅力的なサウンドスケープ、比類の無い携帯性を併せ持つ「Sony HT-AX7」は今年8月に発売予定となっており、価格は77,000円前後(500ドル/500ポンド/550ユーロ)となっています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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